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巻頭言
理事長

一般社団法人日本デジタル歯科学会
理事長 末瀬一彦

会員の皆様方、お元気にお過ごしのこととお慶び申し上げます。

1年が経つのがあっという間で、つい先日まで酷暑の中で大阪関西万博が開催されていたかと思うと、一転して朝夕寒さが厳しくなり、冬支度に大忙しですね。日本の良き四季の味わいを十分に楽しむことなく、速い季節の移り変わりを感じています。令和7年10月に行われました日本国の首相選挙におきましてわが地元の奈良県から高市早苗議員が選出され、とてもうれしく、感慨もひとしおです。高市総理は、所信表明でも「攻めの予防医療」を訴えられ、歯科医療においても期待が膨らみます。

さて、国が進める医療DXの一環として、歯科医療においてもデジタル化が急速に進展し、オンライン資格認証、オンラインレセプト請求、電子カルテなど医療情報のDX化が進み、一方では、保険診療においては3Dプリンターによる義歯製作が導入され、令和8年度の診療報酬改定においては、口腔内スキャナーやCAD/CAM冠の適用拡大も期待されます。デジタル化の進展によって、高精度、効率的、安定した歯科医療を国民に提供できるようになってきましたが、私たち歯科医療従事者において決して楽になったわけではなく、これまで培ってきたアナログ的な経験による技術をさらに高度な領域に高めていかなければなりません。本学会においては、歯科医療従事者に対して正しい知識と技術を普及するとともに、国民に対しては安全、安心で適切な歯科医療によって全身の健康を保持、増進することを啓蒙していかなければなりません。

TOPIC
第17回学術大会開催に向けて
第17回大会

第17回大会 大会長
柏木 宏介(大阪歯科大学 有歯補綴咬合学講座 主任教授)

会員の皆様におかれましては,益々ご清祥のこととお慶び申し上げます.さて,この度「一般社団法人日本デジタル歯科学会第17回学術大会」を,2026年5月9日(土),10日(日)の両日にわたり,大阪・中之島のグランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)にて開催する運びとなりました.メインテーマには「デジタルイノベーションの共創:未来を拓く歯科医療」を掲げ,現在,鋭意準備を進めております.

今大会のプログラムにつきましては,デジタル歯科学の最前線を網羅すべく,多彩な企画を立案しました.特別講演では,既報の通り大阪大学基礎工学研究科教授の石黒 浩先生をお招きし,「アバターと未来の医療」と題してご講演いただく予定です.

また,シンポジウムおよび企画講演では,「三次元プリンティング義歯の最前線」「CAD/CAM冠の現状と今後の期待」「次世代歯科補綴を拓く金属積層造形技術」といった最新のデジタル技法から,「医療DX推進に伴う歯科医療における保険制度の展望」「令和8年度社会保険診療報酬改定に伴うデジタル機器の活用」「口腔内スキャナーの臨床活用と今後の期待」といった制度・臨床応用の重要トピックまで,幅広く網羅いたしました.とりわけ特別セミナーにおきましては,日本歯科医師会会長の高橋英登先生をお招きし,「デジタル化時代の歯科医療の対応と保険制度における活用」と題して,今後の歯科界の指針となる貴重なご講演をいただく予定です.

さらに,企画講演では「歯科画像AIの最前線」や「デジタル矯正歯科における診断と治療」,教育講演では和歌山県立医科大学の谷本貴志先生をお招きした「仮想現実(VR)を用いた医学教育」など,歯科医療の未来を展望する魅力的なセッションを多数用意しております.本大会は,歯科医師のみならず歯科技工士,歯科衛生士の皆様にとっても極めて実りある内容となるよう構成しております.

5月9日(土)の夕刻には,ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内「ピーコックシアター」にて,会員情報交換会(ユニバーサル・パーティ・ザ・ショータイム)を開催いたします.日中の講演の熱気そのままに,非日常の空間で皆様と親睦を深め,有意義な情報交換を行えるひとときとなるよう準備しております.大阪の夜を彩る特別な時間として,ぜひご予定いただければ幸いです.

もちろん,専門医ならびに技術認定士のケースプレゼンテーション,ポスターセッションも例年通り募集いたします.デジタルがもたらす歯科医療の現在地とこれからについて,大いに議論を深められるよう,大会校一同,全力を挙げて取り組んでおります.本学会会員のみならず,多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております.

■詳細は決定次第,大会ホームページ等で順次ご案内申し上げます.
https://jadd17.com/

教育問題委員会より
2025年度「歯科衛生士」特別セミナーについて

令和8年診療報酬改訂にも適用拡大が期待!「歯科衛生士のためのIOSセミナー」開催

令和8年「社会保険診療報酬」改訂時には口腔内スキャナー(IOS)の適用拡大も期待されます!
特に、東京・関東地区の先生方には、スタッフのご参加をお願いします。なお、歯科医師同伴も歓迎します!奮ってご参加ください。

概形印象に限らず,歯科衛生士業務の中で効果的な口腔内スキャナー(特に患者説明、TBIなど)の使用についてお伝えし、実際のIOS(MEDIT i700)スキャンをご体感いただきます。1人でも多くご参加いただきたく、ご検討いただければ幸いです。

日時:2026年2月8日(日)10:00~13:00(受付開始 9:30)
開催場所:ヨシダ 東京ショールーム(JR上野駅 入谷口より2分)
参加費:デジタル歯科学会会員:3,300円(非会員:5,500円)クレジット決済のみ
〆切:2026年2月3日(火)17:00まで
申込み:ホームぺージからお申込みください
チラシ:歯科衛生士のためのISOセミナーのご案内

2025年度「歯科衛生士」特別セミナー

教育問題委員会
委員長 澤瀬 隆
副委員長 十河基文

学術委員会より
日本デジタル歯科学会 2025年度冬季セミナーのお知らせ

本年度の冬季セミナーは「新規保険収載緊急企画 3Dプリントデンチャーのすべて」をテーマに取り上げました。12月1日から新規保険収載された3Dプリントデンチャーに関する情報をどこよりも早く詳しくお伝えするために、5名の精鋭専門家にご講演をお願いしました。
ふるってご参加いただきますようお願い致します。

メインテーマ:「新規保険収載緊急企画 3Dプリントデンチャーのすべて」
日時:2026年2月16日(月)9:00~2月23日(月)24:00
開催方法:WEBオンデマンド方式
参加費:会員 4,000円  非会員 5,000円
事前参加登録制:学会ホームページに掲載の申し込みフォームより
申込期間:2月9日(月)17:00まで

講師:
金澤  学 先生(東京科学大学)
竜  正大 先生(東京歯科大学)
新保 秀仁 先生(鶴見大学)
今田 裕也 先生(協和デンタル)
宇杉 真一 先生(三井化学)
(順不同)

主催 一般社団法人日本デジタル歯科学会
後援 一般社団法人日本歯学系学会協議会

学術委員会